筋トレ後に発熱する原因

皆様こんにちは！

調布駅より徒歩3分、布田にあるPERSONAL TRAINING STUDIO U(スタジオユー)です！

筋トレ後に体がだるくなったり、風邪っぽい症状が出たりしたことはありませんか？
実は、これはよくある現象なんです。
筋トレは健康や美容に良いと言われていますが、時には体に負担をかけすぎてしまうこともあるのです。
そこで本日は、筋トレ後になぜ発熱するのか、そしてどうすればそれを防げるのかについてお話ししていきます。

・筋トレ後に発熱する原因

筋トレ後は筋肉に小さな傷がつきます。 この筋肉の傷を修復する過程で体温が上昇し、発熱することがあります。 ほとんどの方が微熱程度で終わりますが、まれに本当に風邪をひいてしまったのかと思ってしまうくらいの高熱が出る方もおります。 これは筋肉が強くなるために必要な過程であるといえます。 さらに、筋トレ後は代謝が一時的に上がったり、筋トレによるストレスが免疫系を刺激して、一時的に熱っぽくなることがありますが、こちらも筋肉を成長させるために必要なことになるのです。

・筋トレ後の免疫力低下に注意

筋トレ後は、一時的に免疫力が低下します。 これは、免疫機能の主役ともいえる血液中の白血球が、筋トレによるダメージを受けた各組織に集まるためであり、いうならば筋トレが免疫力を低下させるのではなく、過度な筋トレが免疫力を低下させます。 実際、適度な運動は免疫力を向上させますが、オーバートレーニングは逆に免疫力を低下させることになりますので注意が必要です。 筋トレをしたことによって低下した免疫力が元に戻るまでには、個人差はありますが、概ね24時間程度必要になるという事が近年の研究により、分かってきています。

筋トレ後は食事で栄養をしっかり摂ろう

筋トレ後にはテストステロン、コルチゾール（いわゆるストレスホルモンと呼ばれるホルモン）が過剰に分泌され免疫力が一時的に低下することがあります。
そして、筋トレによって乳酸がたまると、身体が酸性に傾き白血球の働きが悪くなってしまうことも多々あります。
この免疫力低下を防ぐには、食生活を見直して栄養をしっかり摂ることを心がけて下さい。 
特にグルタミン酸は疲労回復や乳酸の中和をサポートし、ミネラルは身体が酸性に傾くのを抑制する効果があると言われています。

※グルタミン酸は旨味成分として知られており、鰹節や昆布、ミネラルは様々な野菜やきのこ類、海藻類などに豊富に含まれています。

・筋トレ後の発熱は甘くみてはいけない

最後になりますが、筋トレ後の発熱はオーバートレーニング症候群の初期症状の可能性もあります。

オーバートレーニング症候群の初期症状は発熱以外にも筋トレをして数日経っても筋肉痛や疲労がなかなか回復しない、風邪などの感染症にかかりやすくなる、物事に対する意欲低下や食欲不振のほか、寝つきが悪くなる、少しの事でイライラするなどの症状がある場合には特に注意が必要です。

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